SHARP加湿空気清浄機KI-GS50 のメンテナンス

我が家の加湿空気清浄機

うちの空気清浄機は年中無休、ずっとつけっぱなしという使い方をしている。乾燥気味の季節は加湿機能付きの空気清浄機として、加湿が不要なシーズンはただの空気清浄機として、リビングでつけっぱなしという使い方。

これがないと何がどう困るかどうかはよくわからないのだけど、なんとなくつけてるほうが空気がキレイになるのかな、という感覚で使っている。(冬の加湿機能は必須だが)

最近「プラズマクラスターユニット」の交換したので、これを機に加湿空気清浄機歴15年以上になる私が普段しているメンテナンスの方法を記録しておこう。

ユニット交換ランプが点灯


加湿空気清浄機のお手入れ

空気清浄機としてのメンテ

空気清浄機としては、外側のカバーやフィルターを定期的に掃除機で吸ったり、カバーは水洗いしたり、と。週1くらいのペースでホコリをとってやるのがちょうどよいと思う。だけど、子供が生まれてからは目の前でやると大変なことになるので、2週間ー1ヶ月に1回くらいの頻度でのメンテナンスとなってしまっている。

ホコリフィルターの表面を掃除機で

ホコリが詰まってくると空気の循環効率が悪くなるのだろうけど、このメンテナンスをさぼっても、変な匂いがしてきたりするわけではないので、どうしても放置しがち。人間、実害が少ないと行動に移せないという良い例である。

あえていうと、ホコリセンサー部分にホコリがたまりすぎるとホコリセンサーが反応しっぱなしになったりする気がする。

1−2週間でこんな感じにホコリがつく

加湿器としてのメンテ

私がやっている通常のメンテは、
  • 毎日:水タンクの水を補給、水が残っている場合は捨てて入れ替え補給
  • 2週間に1回:加湿フィルタのカルキ取りや殺菌洗浄
  • 気になった時:下側の水受けの箇所を洗って、アルコールで拭き取り(2ヶ月に1回とか)

こちらのメンテをさぼるとフィルタで雑菌が繁殖して空気清浄機から異臭がしてくる。よって、ホコリフィルターと違い、こちらのメンテは絶対にサボれない。

真ん中にカルキが付着して少し黄色っぽくなってきている

比較的メンテナンスが楽チンな加熱式の加湿器も考えたことがあったが、電気代がかかりそうなのと、加湿のしすぎで窓が結露しそうなので、家では気化式の加湿器を選択している。

水を毎日交換する理由は、水道水は1日くらいで雑菌が繁殖しやすくなるから。水道水には塩素が含まれているので、水道水自体は雑菌が繁殖しづらくなっているらしいが、その効果は常温で1日くらいしか持たないらしい。よってタンクの水は毎日交換が必要だ。

また、経験的には、およそ2週間に1回のペースで加湿フィルターの洗浄が必要だ。手入れ方法はカルキがついてフィルターが白くなって固くなったきたときは、洗面所にお湯を張ってフィルターを浸して、クエン酸をかけて20〜30分ほど放置。して洗い流す。

カルキ落としには必須のクエン酸

ちょっと匂いが…というときは説明書にも記載されている通り、粉末のワイドマジックリンの粉末をかけてお湯に浸して20〜30分放置して洗い流す、というようにして洗浄する。

このワイドマジックリンの粉末は置いていない店も多い

もし、これらのメンテで2週間ももたないようであるなら、まずAg+イオンカートリッジを新品に交換してみよう。それでもダメなら加湿フィルターを新品にしたほうがよい。経験上、2週間くらいに1回のメンテで大丈夫なはずだ。

Ag+イオンカートリッジ「FZ-AG01」

Ag+イオンカートリッジが機能していれば、このメンテで水受けの部分にぬめりがついたりしない。何気ににこのカートリッジの威力は絶大である。
1年位(秋〜春の半年間)使っていると、中のプラスチックみたいなのが茶色っぽくなってくる。そうなると水がダメになるのが早くなるのか、1週間くらいで異臭がしてきたり、トレイにぬめりが付きやすくなる。

約1年使った(交換時期の)ものと新品の比較
中のプラスチックみたいなところが変色してくる

上の写真のように透かして見てみると真っ黒に見えたけど、乾かして分解してみたら、下の写真のような色がついていた。新品はお米のように透ける感じの乳白色らしいので、光が透けて白く見えるけど、使っているうちにちょっとずつ茶色っぽくなり光を通しにくくなって、このように黒っぽく見えるのだろう。写真は残っていないのだけど、昔2年くらい使ったやつはもっと茶色くなっていた。メーカー推奨通り1年、つまりこれくらいで交換するのが良いだろう。

約1年間使用後のAg+イオンカートリッジの中身

昔使っていた機種にはこれがついていなかったので、週に1回は加湿フィルターの洗浄が必要だった。しかし、これを使いだして2週間くらいもつようになった。面倒くさがりには、必須のアイテムである。
アマゾンで1個だいたい800円くらい。1個入りや2個入りで売っている。


さらに、定期的に交換が必要なのが、
  • 1年に1回:Agイオンカートリッジの中が黒っぽくなってくるので1年に一回交換
  • 2−3年に1回:すぐカビっぽくなる場合は加湿フィルターを新品に交換
  • 2−3年に1回:プラズマクラスターイオン発生ユニットを交換
  • 4−5年に1回:匂いとかが取れなくなったら空気清浄機のフィルタを交換
今回は、プラズマクラスターイオン発生ユニットの交換をしたので、そこを記録しておく。

プラズマクラスターイオン発生ユニットの交換

機種によって微妙に違うだろうが、たぶん似たような場所についていて、同じような手順になるだろう。まずはカバーを外してフィルター類をすべて外す。

ユニット交換手順が記載されている

すると、プラズマクラスター発生ユニットの取り付けてある箇所に、カバーがついていて、そこに交換手順が記載されているので、あとはこれに従うだけ。

プラズマクラスターイオン発生ユニットを外した状態

とくにドライバーなども使わず簡単に交換が可能であった。手順を見ながらやれるのでものすごく簡単だ。

新品(左)と寿命(右)のユニット比較

このプラズマクラスター発生ユニットの中には基板が入っていたので、普通に外してつけなおしたりしただけでは、交換ランプを消すことができなかった。何かしらユニットが新しいものか使い古したものなのかをチェックする仕組みになっているのだろう。

また、このユニットは定期的にホコリをとったりというメンテするのが良いようだが、実は1回もしたことがない。交換前後のユニットを見比べても使い古したのはちょっとススのようなものがついているなぁ、くらいしか違いがわからなかった。

機能している方が安心な気がして使い続けているプラズマクラスター。こちらは1個、2500円前後と安くはない。

ちょうど今は、世界中が新型コロナウィルスCOVID-19の驚異にされされている。

シャープの2004年の発表によると、プラズマクラスターはコロナウィルスを不活性化する能力があるという。(※2020年に流行しているCOVID-19そのものではなく、昔からあるコロナウィルスに対して、ではある)

家の中に感染者がいる場合は、いくら空気清浄機・プラズマクラスターで部屋の中に浮遊するコロナウィルスを不活性化したところで、感染は免れないと思うし、家の中に感染者がいない場合は、部屋の中をコロナウィルスが飛び交っているとは思えないので、プラズマクラスター機能付きの空気清浄機があるから、家の中が安心になる、ということにはならないとだろう。
せいぜい外から帰って服についていたウィルス に対して効果があるかも、といったくらいだろうか。(素人の推測だけれど)

とはいえ、なんとなくプラズマクラスター機能付きの空気清浄機を動かしている方が空気がキレイで安心な気がする、という理由で何年も使い続けている。
今回紹介したように、メンテナンスにもそれなりに手間とお金がかかるので、うまい商売だなぁと思わされながら。

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