1歳児と初夏の北海道旅行 その4 旭川動物園と森の旅亭びえい

旭川動物園

旭川動物園についた頃には再び天気が怪しくなって、パラパラと雨が降ったりしていた。西門入口近くの駐車場に車を停めて西門から入場。出入り口では傘の貸し出しやベビーカーの貸し出しサービスがあったので傘を借りた。

夕方には美瑛に戻り温泉宿でのんびりしたかったので、ここでの滞在予定時間は2−3時間くらい。のんびりと回る時間的余裕はなかったので、抱っこ紐で子供を抱っこして機動力重視のスタイルで見て回った。

この動物園は園内のいたるところに高低差があるため、かなり足が疲れた。子連れの抱っこ紐でこの動物園を見て回るときは、それなりの覚悟しておいたほうが良いだろう。

ペンギンの水中トンネル
小雨をしのぐにも便利な場所だった

動物園自体は、噂には聞いていた通り、見せ方に工夫が凝らしてあって見ていた楽しかった。

例えばキリンの場合、キリンの顔の高さがちょうど人がいるところと同じになるように作られていて、さらに、キリンが食べる植物が目の前に設置されているため、すぐ目の前で、キリンが餌を食べているのが観察できるといった具合だ。

ちょうど顔の高さ、すぐそばで観察ができる

いたるところにひと味ちがう見せ方がされており、その工夫ポイント自体も楽しめるため、大人も楽しめる動物園になっている。人気があるのも納得だ。

滞在時間の都合で、各動物の餌やりの時間に合わせてゆっくり見て回ることはできなかったけど、普通に回るだけもなかなか楽しめた。ただし、とにかく足が疲れた。

動く動物を見る方が楽しいので、猿は見ていて飽きない

動物園は16時半頃に出て、約1時間をかけて美瑛に戻り、宿についたのが18時前と予定より遅くなってしまった。初日の天気が悪かったため、2日目に予定を詰め込みすぎてしまった。

2日目の温泉宿「森の旅亭びえい」

今回の3泊4日の北海道旅行で、妻が最も楽しみにしていたのがこの温泉宿への宿泊。かなり人気の宿で、17部屋しかないため、なかなか予約が取れないらしい。それもあり、本当はもっと早くにチェックインして、この宿自体を楽しもうと計画していたのだが、天気の都合もあり少々計画とは異なってしまった。

まずびっくりしたのが、ここに到着して駐車場に入ったとき。

駐車場入り口付近にスタッフが待ち構えていて、「xx様ですね、こちらへどうぞ」と、館内への入り口に最も近い駐車スペースを案内してくれた。幼児連れだったので、配慮してくれたのだろう。チェックイン前からとても徹底したサービスだなぁという印象を受けた。

白金温泉郷 森の旅亭びえい

チェックイン時は、カウンター近くの落ち着いた雰囲気のスペースに案内され、そこでコーヒー・お茶と茶菓子を出してもらい、のんびりとくつろぐ。この時点ですでに「なんかイイところに来たなぁ」と感じる。

チェックイン時のくつろぎスペース
ここでコーヒーやお茶に茶菓子をいただく

宿泊した部屋とおもてなしの遊びゴコロ

宿泊した部屋は、最も料金の安い本館のツインルーム。予約時はこの1部屋しか空いていなかったので、選ぶまでもなくこの部屋となったわけだ。

部屋は和テイストのフローリングされた洋室で、ベッドはマットレスが床に置かれているようになっており、とても低い位置にある。このため幼児と一緒に添い寝しても大丈夫かな、ということで和室ベースで部屋探ししていたが、この宿のみ洋室(といっても半分和室のような雰囲気であった)となった。また、予約時にベッドで沿い寝するのでベッドは2つくっつけてもらうようお願いしておいた。

本館のツインルーム
約10畳のフローリング部屋

ここで妻が楽しみにしていたうちの1つが、子供の宿泊があると部屋にちょっとした遊びを仕掛けておいてもらえる、ということ。ネットでこの情報を見つけてこれをたいそう楽しみにしていた。

部屋に仕掛けられた「かくれんぼ」

うちの子は、まだアンパンマンが大好きという感じではない。いろいろなパッケージにでてくるので、なんとなく認識しているかなぁ、というレベル。それでもこのゲームは宝探しのような感覚で楽しめたようだった。
ちなみに、バイキンマンにはちょっと手こずって1歳の子供は途中で飽きてしまって私が探しだす羽目になった。

夕食時にもらった「かくれんぼ」の正解のご褒美

豪勢な晩ごはんは、残念ながら子供がぐずってしまい、落ち着いて料理は食べられなかった。やはり1歳児と外食というのは、なかなか難しいものである。

我々の隣では台湾か中国の家族連れで、うちより少し大きな2歳くらいの子とその両親、そしておじいちゃんとおばあちゃんというメンバーで食事をしていた。そちらはおじいちゃんとおばあちゃが子供の面倒を見てくれていて、両親は落ち着いてご飯を食べられているようだった。旅行には「じーじとばーば」同行なのが良さそうだ、と思わされた。

得意の手づかみでおにぎりを偉そうに頬張る1歳児

館内の雰囲気

館内の雰囲気もとても良かったので、写真で紹介しておこう。

いろいろなところに、木の人形

いたるところにこの木でできた人形(ウッドドールというらしい)が飾ってあった。それぞれハンドメイドですべて違うので見ていても楽しい。館内のお土産屋さんでも買えるらしい。

楽器を弾く木の人形たち
廊下は間接照明で、いたるところに小物が飾り付けられていて、とても雰囲気が良い。

館内の廊下

売店にはサイン色紙が飾られてあった。見覚えのある漫画のイラストが目を引いた。サインは読みにくいけど、イラストだと知ってる人には一目瞭然だなぁ、と感心させられる。

館内のお土産屋さんには著名人のサイン色紙が飾ってあった

館内はどこも落ち着いた雰囲気で清潔感があり、温泉も同様。温泉には夜と朝、2回とも部屋数が多くないおかげか、温泉もほとんど貸し切りのような状態で楽しむことができた。

「おもてなし」精神にあふれた上質な時間が過ごせる温泉旅館

次回は3日目は、美瑛観光と札幌から登別温泉への移動である。
その他、北海道旅行編の記事は コチラからどうぞ。

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