TVの音質改善!ヤマハのサウンドバー「YAS-107」

きっかけはTVの音質への不満

2012年にHuluに加入して以来、AppleTV経由で海外モノのドラマを良く見ていて、ずっとTV本体のスピーカーは迫力にかけるなぁと不満に思っていた。
TV以外にもiMacのブラウザで視聴することも多いので、音だけなら「iMac+外付けスピーカー」の方がよっぽど良い。

とはいえ、ソファーに座ってゆったり楽しみたいということで、ジワジワ人気がでてきていると思われるサウンドバーを購入してみた。

ヤマハの人気サウンドバー YAS-107
壁掛け用マウントを利用してテレビ(TV)上部に取付け

TV本体は古いもので10年前くらいに買ったシャープのアクオス43型。サウンドバーの設置位置は、TVの下のTV台の上に置くスタイルは全くしっくりこなかったので、写真のようにTV上に壁掛け用の金具を使って設置することにした。

リビングの音楽・BGMスピーカーとしての機能

サウンドバーの機種選びは、スムーズだった。チェックしたのは下記の様なポイント。
  • 価格ドットコムで高評価、かつ店で視聴して印象が良かった
  • ブルートゥース経由でスマホなどの音楽を再生できる
  • 別ウーファーは不要(賃貸マンションなので低音は響かせたくはない)
TVの音質改善以外にサウンドバーを買おう!と思ったきっかけになったのが、ブルートゥースでスマホやタブレットの音楽を再生して「リビングの音楽・BGMスピーカーとして使える」という点。これが私的には大切なポイントであった。

このサウンドバーを導入するまでは、リビングで音楽を聴く時は
  • iMac再生+外付けスピーカー
  • スマホ・タブレット再生+ソニーのポータブルブルートゥーススピーカー
これら2つの方法で、どちらにしても、それぞれに面倒な点があり
  • iMacの場合はiMacの直接操作が必要
  • ブルートゥーススピーカーの場合は、スピーカーの電源ONボタンを押す必要あり
というもので、いちいち(部屋は全く広くないけれど)本体の操作が必要、というのがとても面倒くさかった。

小形で高音質のソニーのポータブル・ブルートゥーススピーカー

一方、このYAS--107なら、再生機は手元のスマホ、スピーカーの電源ONの操作は不要。(ブルートゥース接続だけで電源ONに出来る素晴らしい機能がついているからね)
つまり、本体のわずらわしい操作は一切不要で手元だけでなんとでもなる。

例えば、寝室で目覚めとともにベッドで寝転がったままスマホを操作して、リビングから優雅なクラッシックを再生する、なんてことが可能になる。

一時期、リビングの音楽・BGM用のスピーカーを設置したくて、天井のシーリングライト部分に取り付けるスピーカーを真剣に検討していた。音が上から降ってくるというのが魅力的ではあったのだけど、購入前に視聴できる機会がなかったのでこの案は諦めていた。
とはいうものの、今でも天井のシーリングライト部分にスピーカーを搭載するというのは、非常に目の付け所が良い商品だと思っている。引越してリビングが広くなるのならぜひ導入したい。

パナソニックの天井スピーカーシステム

話が少しそれてしまったが、結局サウンドバーにした理由は、私の2つの要望、リビングスピーカー+TVの音質改善、を間違いなく満足させることができる、と確信したためだ。

購入したこのヤマハのYAS-107は、実際に電気屋さんで音が確認できて満足できるレベルだったことや、海外ドラマや映画を見るときはさすがに天井からではなくTV画面側から音を鳴らした方が自然かも?という点もサウンドバーに気持ちが傾いたポイントであった。

これに変えてから、TVからの人の声がリアルすぎて、隣りの部屋にいる時は、誰かがそこでしゃべっているかのように聞こえる。それくらい音が良くなったため、もっと早く導入しておけばよかったなぁとしみじみ思った。


サウンドバーの設置場所

冒頭の写真の通り、私はTVの上に乗せるようにサウンドバーを取付けている。こうすると何が良いって、TV本体が持っている回転機構のおかげで、画面と一緒にスピーカーの向きが変えられる。これが何気にすばらしい。実は、TV台に載せられるスペースが狭くて収まりが悪かったというのが一番の理由なのだけれど。

日本のテレビに付属しているスタンドはセンター1本脚で回転機構がついているものが多いし、テレビ台が小さいことも多いと思うので、日本の環境ではこの取付がベストではないか、と思っている。
(テレビの外側2本脚で真ん中にスペースがあるテレビは、そこにサウンドバーが置ける。海外のテレビはこのタイプが多い気がする)

ちなみに、取付けに使ったのは、アマゾンで購入した壁掛けTVにサウンドバーを取り付けるための取付け金具。

アマゾンで購入した海外製のサウンドバー取付け金具

私が購入する時点では口コミが1つもなく心配だったんだけど、金具の形状からまぁなんとでもなるだろう、と思い切って購入してみた。目的はもちろんTVの上に取り付けるため、である。

サウンドバーとマウント取付け金具とその付属品一式

購入前にはどんな付属品がついているのかの詳細情報は得られなかったのだけど、写真の通り数種類のネジやワッシャーがついていたので、これらだけで取り付けることができた。

取付後のTV裏側の状態

最終的にTV背面にある壁掛け用のネジ4箇所の上の2箇所と、サウンドバーにある壁掛け用の取付け穴を、このフリーマウント金具で連結した。ガチガチに固定したというよりは、サウンドバーの壁掛け用の穴に引掛けて、TVに載せてある、という感じだ。スピーカーは重いので取付時は慎重に。私は何回か落としそうになって危なかった。

このフリーマウント金具は、壁掛けされたTVの下部や上部にサウンドバーを取り付けることを想定されている商品である。私の使い方は、TVが壁掛けされていないないというだけで、想定されている使い方の範囲内だろうと思われる。

こちらが私が買って使っているマウント

調整部分が回転するタイプのマウントもある。同様の使い方ができるのでこちらでも良いだろう。

私の場合はTVが古い(バックライトがLEDではなくてCCFLなのだ)事もあって、TVに厚みがあったためTVの上に乗っかかりつつの、金具での固定となった。最新のLEDをバックライトに用いた薄型のTVだと、この写真のようにTVの上に乗っかるようにはいかないかもしれない。

サウンドバー自体の性能はもちろん、取付けもうまくまとまったので大満足である。
上の背面からの写真でもわかるように、YAS-107のHDMIコネクターは、上側についている。(青いのがHDMIケーブル)もし、HDMIを正面から出っ張らないようにしたいとか言う場合は、L型のアダプタを使ってやれば良いだろう。


HDMIケーブルは、手持ちで持っていたものに追加でAMAZONベーシックで、1.8mのものを買い足してこれを使っている。値段は安いが全くなんの問題もない。

ひとつ、サウンドバーメーカーにお願いするとすれば、せっかくスマホのアプリで音質を設定できるので、サウンドバーの設置場所、TV台にそのまま置いた場合や、TV上や下に壁掛けした場合などで、スピーカーの向きが変わってくるので、設置場所で簡単に最適設定できるような機能があれば嬉しいのになぁ、と思った次第だ。

ー後日追記ー

2018年7月にこの機種「YAS-107」の後継機「YAS-108」が発売され、さっそく好評で売れているらしい。このブログにもYAS-108の取り付けで、たどり着く人もいるようだ。

YAS-108も壁掛け用の穴が背面に用意されているので、こちらの機種でも同様の方法でTV上部への取り付けは可能だろう。
ヤマハのHP上の写真を見ると、端子類の差し込みが垂直差しから、横差しに変わっている。このYAS-107と比べると、TV上部に設置したときに、配線が上側から見えない配慮がなされているようだ。線へのストレスもYAS-108のほうが少ないだろう。
こういった仕様の変更は取り上げられる機会は少ないが、作り手の細やかな配慮が感じられて好印象だ。YAMAHAやるなぁと感じた次第だ。


ー追記2ー
2019年7月に後継機種「YAS-109」が発売されている。人気機種ということもあり1年に1回後継機種がでてくるようだ。大きな特徴としてはネットワーク機能が強化されて、アマゾンAlexaが搭載されているという点だろうか。

Amazon Echoと同等の使い方ができるようなので、我が家のようにサウンドバーの近くにエコーを置いてあるような使い方をしている場合は、「YAS-109」1台にまとめられるというのが魅力的だ。
また、端子の差し込み位置はYAS-107と同じく、壁掛け時はTVの下側に設置されることが前提で上向きに挿すようなレイアウトに戻った。ある程度の深さがあるのでTVの上にはみ出さないように引き回すことは可能だろう。

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