RITEWAY「Sonoma Adventure 2019 700C」購入するまで

スポーツバイクへの憧れ

ママチャリを購入してこの3ヶ月間、自転車で走る時は爽快感を楽しみながらも、街中を颯爽と駆けるロードバイクや、駐輪場に停まっているクロスバイクをみては、いいなーと、羨ましく思う自分がいた。
いつのまにかママチャリでは満足できず、クロスやロードと呼ばれる、よりスポーティな自転車が欲しくてたまらなくなってしまったのである。

購入した ライトウェイの2019年モデル「ソノマアドベンチャー700C」
2018年の終わりかけの紅葉と

結局、ママチャリを買った3ヶ月後にエントリーモデルとはいえ、ロードバイクを買ってしまったのだった。

購入するモデル選び

主な用途は街乗りの足とエクササイズ。レースに出るつもりは全くないし、自転車で旅に出る予定もない。

まずは、自分の求めるものを頭の中に書き出すところから始まった。この時点では買うかどうかも決めきれていない。もし買うとしたら・・・という妄想だ。
  • 主な用途は街乗り・移動手段とエクササイズ
  • 今乗っているママチャリよりは早く走りたい
  • 街中の段差や砂利道も気にせず気軽に走りたい
  • ハンドルはフラットではなくドロップの方がかっこいい
  • 見た目は派手なカラーリングのスポーティーな感じではなく、クラシカルな方が良い。細いクロモリのホリゾンタルフレームに惹かれている
  • 価格は5〜10万未満、できるだけ5万近くに抑えたい
  • フロントはギア1枚で十分
だいたいのリクエストはこんな感じ。これをもとに、まずはタイヤが太めのクロスバイクという路線で候補を絞ることにした。
  • GIANT(ジャイアント)のグラビエ
  • RITEWAY(ライトウェイ)のシェファード
  • MARIN(マリン)のニカシオSE
この時点ではデザイン、SPEC、そして値段から、ライトウェイのシェファードにほぼ気持ちは決まっていた。なんと言ってもホリゾンタルフレームがかっこいい。

ライトウェイのシェファード
公式HP掲載画像より)

しかし、街中で見かけて「かっこいーな」と惹かれるのは断然ドロップハンドルの自転車だった。ドロップハンドルを縦に(?)握って操作する、あのスタイルがなんともかっこよい。

しばらく悩んだあと、フラットバーのクロスバイクを買っても結局はロードバイクが欲しくなるかもしれない、と、タイヤの太いロードバイクに方針転換。クロスバイクは予算5万円付近で考えていたのが、ロードバイクとなると、予算を一段階上げて、10万円以内と変更せざるを得なくなってしまった。

念願のドロップハンドル
変速コンポーネントはシマノのクラリス

そしてたどり着いたのが、「グラベルロード」「アドベンチャーロード」と呼ばれる、頑丈なフレーム・フォークに太めのタイヤxディスクブレーキをつけた、MTBの要素を取り入れたロードバイク。こいつは、どうやらここ数年で盛り上がってきているジャンルらしい。
  • ロードとMTBのいいとこどりで、見た目がMTBよりなのが「クロスバイク」
  • ロードとMTBのいいとこどりで、見た目がロードよりなのが「グラベルロード」
初心者なりに調べた結果、こんな印象を受けた。街乗りでの取り回しはフラットバーのクロスが良いようだが、いかんせんドロップハンドルが欲しいのでグラベルロード路線で探し出すことにした。

どのグラベルロードにするか

グラベルロードの流行り具合を象徴するのが、2018年に比べ2019年モデルで各社が一気にラインを充実させてきた、ということ。2019年モデルから各社エントリーモデルを充実させてきたようで、候補に上がって迷ったモデルは、
  • GTの「Grade(グレード)」のエントリーモデル 10万ちょい
  • JAMISの「Renegate(レネゲート)」のエントリーモデル 10万ちょい
  • FUJIの「Jari(ジャリ)」シリーズのエントリーモデル 10万ちょい
  • FUJIの「Feather CX+(フェザーCX+)」10万前後
  • RITEWAYの「Sonoma Adventure(ソノマアドベンチャー)」9万くらい
ドロップハンドルに太めのタイヤとディスクブレーキ
という条件でモデル選び

この他にもいろいろなモデルがあったが、特に気になったのがこれらだった。実は予算が10万となるとグラベルロードの一番グレードの低いモデルしか選べないし、それすらギリギリだ。なので、実は選択肢はそんなに多くない

結局、選んだのは日本のRITEWAY(ライトウェイ)、2019年モデルの「Sonoma Adventure(ソノマアドベンチャー)」の700Cx35のスリックタイヤを履いたモデル。

これくらいの砂利道?なら700x35Cでも問題なし

決め手はデザインと値段とついている装備のバランス。
本体の他に最低限必要な備品を買い揃えても10万以内に収まりそうなだったことが大きい。きっとそういうコスト戦略なのだろう。本体にペダルやセンタースタンドがついてくる、というのも地味に嬉しかったポイントだ。

最も気になったのは13kgという他と比べて2〜3kg近くも重い重量。これは他と比べてあきらかに劣るSPECで悩ましかったのではあるが、山に登るわけじゃないし、自分が2〜3kg体重落とせばよいか、と重さは妥協することにした。

車種まで決まったものの、実は最後まで悩んだのが、ソノマアドベンチャー2019には、2種類のホイールタイプが存在する、ということ。これは最後の最後まで決められなかった。レビューや実際のオーナーのブログなどを見たかったのだが、いかんせんネット上にも情報が少ない、というのも悩ましかった点である。

2019年のソノマアドベンチャーはどっちが良いか問題

先にも述べた通り、2019年ソノマアドベンチャーには2種類のタイプが存在する。
  • 650x45Bタイヤで、より無骨でワイルドな印象(デザインは断然こっちが好き)
  • 700x35Cタイヤで、より都会的な印象(今の使い方だとこっちが合いそう)
650x45Bモデル こっちのデザインの方がかっこいい
公式HP掲載画像より)

700x35Cモデル こちらは大人っぽく洗礼されたデザイン
公式HP掲載画像より)

デザインは圧倒的に650Bの方が好みだ。しかし、実際の使用は街乗りがメインになるだろうし・・・でも、700Cにして信号待ちで650Bと並んだら羨ましくなるかも・・・。と、悩みに悩んだ。
それだけ悩むということは、どっちもそれぞれ良いということなのだろう。最終的には、買いに行ける範囲のお店に1台在庫があった700Cを買うことにした。650Bは取り寄せが必要で次回入荷予定は半月くらい先になる、という。この状況にも後押しされて、見た目ではなく実用性をとることにした。

グラベルロードらしく自然の中、という感じで

購入する前までの話だけで、かなり長くなってしまったので、実際に乗っての感想/レビューや、取り付けた備品の紹介などは次のエントリーに持ち越そう。購入してからまだ1週間も経ってないので、距離としては60〜70kmくらいしか走っていない。今のところ後悔や不満はない。

最近ではもっぱら赤ちゃんばっかりを撮っていたが、このソノマアドベンチャーも新たに私のモデルの仲間入りすることだろう。



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