Nikon D750 シャッターユニットの無償交換
ニコンD750 突然「err」表示でフリーズ
先日、家でちょっとした記録用にD750を取り出して写真を撮っていた時に、シャッターがカシャっていって画面が真っ黒になったまま液晶に「err」表示がでて全く操作できなくなった。シャッターエラーが発生した愛用中のニコンD750 |
電源をOFFしてONし直してもエラー表示「err」は変わらず。電池を抜いてみて入れ直して再起動しても「err」でどのボタンの操作も受け付けない始末。
保証期間は過ぎているので、「え、まじかよ…」と焦りながら、困った時はグーグル先生!ということで症状をググってみた所、でてきましたよ同じ用な症状が。
こんな時は「シャッターボタンの長押し」で復活するらしい。ということで試した所、無事にシャッターがカシャっと開いて、その後普通に使える状態に復活した。
こういう時は、マニュアル引っ張り出してきてトラブルシューティングを確認するより、ネット上にアップされている無数の情報から、グーグル先生の力で必要な情報にアクセスする方が圧倒的に早い、気がする。
この時は、家で軽く使っていただけなので良かったけど、旅行中とか大事なイベント時にこれが起きてたら…と思うとぞっとする。
「うーん、メンテにだそうかなぁ?いくらかかるんだろう」とテンション下がりつつ、ネットを徘徊しているとこんなのを見つけた。
ニコンデジタル一眼レフカメラ「D750」ご愛用中のお客様へ
ニコンのHP上にシャッターユニット不具合・交換の告知がでており、これによると、ある一定の期間に製造されたD750が対象とのことで、私の愛用機もなんとこのリコール(?)無償交換 対象の製造番号であった。
告知には下記の3パターンのいずれかの方法でD750 をニコンに預けてくれ、とある。
- サービスセンターに持ち込むか
- 着払いで送るか
- ニコンピックアップサービス(有料1,700円)を利用して送る
修理されたD750に同梱されていた納品書 |
待つこと約1週間。ニコンからも(私と同様)何の事前連絡もなく、しかし倍くらいのサイズの立派な箱に入れられたD750が返ってきた。噂通り、グリップ周辺のゴムが新しいものに交換されたようだ。
- シャッターユニット交換
- グリップ交換
- 背面ゴム交換
- 側面ゴム交換
どれくらいの期間カメラが手元になかったのかというと、私の場合は2018年の3/12にニコンのサービスが受け取って、その3日後の3/15日に納品書が発行されているので、前後の送付期間も入れると、たったの5日間。1週間もかからずに、気持ちの良い状態でD750が戻ってきた。
ニコンの告知のウェブサイトのアドレスからすると、2015年の7月の告知のようだが、2018年の3月まで全く知らなかった。私のように不具合が起きるまで知らないユーザーも多数いるものと思う。今回の記事でシャッター不具合のことを知ったD750ユーザーは、ぜひニコンのHPで対象ロットかどうかを確認してみて、タイミングの良い時に直しておくのが良いだろう。
D750から約5年を経て発表された後継機種D780
コメント
コメントを投稿