花粉症対策グッズとワセリン
花粉症の予感
小さいころからアレルギー性鼻炎持ちの私だが、幸いなことに30歳くらいまで花粉症とは無縁であった。しかし、30代中盤くらいから、「あれ？ちょっとムズムズするかも」「ん？なんか水っぽい鼻水が…」という、花粉症っぽい症状が始まり、年々違和感は強まる一方である。特にPM2.5とスギ花粉の季節（2月〜3月）が怪しい。
近年、自転車に乗るようになって、花粉症の症状が加速したら嫌だなぁということで、マスクはもちろん、去年からいくつか花粉症対策のアイテムを使いだしたので、それらの感想も含め紹介していこう。
近年、自転車に乗るようになって、花粉症の症状が加速したら嫌だなぁということで、マスクはもちろん、去年からいくつか花粉症対策のアイテムを使いだしたので、それらの感想も含め紹介していこう。
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| 愛用中の花粉症対策グッズ フマキラーのアレルシャットシリーズ |
フマキラー「アレルシャット イオンでブロック」
スプレー式で、水のようなものがミスト状にでてくるというもので、フマキラーのHPによると原理としては下記の通り。
成分：陽電荷ポリマー、酸化チタン分散体、ヒアルロン酸ナトリウム、水、防腐剤
酸化チタンやヒアルロン酸ナトリウムは、普通の化粧品に使われるようなものなので、ポイントは「陽電荷ポリマー」か。これが肌や髪に着いている間は、花粉やウィルスなんかをイオンの力で弾くというものであろう。
効果の程は、確かに有効な気がする。例えば、水っぽい鼻水が出るなぁという時にシュッと顔に吹き付けてやると、あれ、治まったかな、という感じ。
やらないよりは、やっておいたほうが体内への吸収がおさえられそうだ。
金属缶の大きいサイズは家に置いておいて出かける前に使って、小さいプラスチックボトルタイプはカバンにいれてある。出先、例えば仕事から帰る前に、数プッシュというように使っている。
陽イオンポリマー（プラスイオン）が、顔や髪全体をコートし、ウイルスや花粉を吸着・反発して髪への付着や鼻や口、目からの侵入を防ぎます。要は物理的に身体の内部に花粉を取り込まないようにするもの、という感じのアイテム。何が入っているのか成分を確認すると
成分：陽電荷ポリマー、酸化チタン分散体、ヒアルロン酸ナトリウム、水、防腐剤
酸化チタンやヒアルロン酸ナトリウムは、普通の化粧品に使われるようなものなので、ポイントは「陽電荷ポリマー」か。これが肌や髪に着いている間は、花粉やウィルスなんかをイオンの力で弾くというものであろう。
効果の程は、確かに有効な気がする。例えば、水っぽい鼻水が出るなぁという時にシュッと顔に吹き付けてやると、あれ、治まったかな、という感じ。
やらないよりは、やっておいたほうが体内への吸収がおさえられそうだ。
金属缶の大きいサイズは家に置いておいて出かける前に使って、小さいプラスチックボトルタイプはカバンにいれてある。出先、例えば仕事から帰る前に、数プッシュというように使っている。
フマキラー「アレルシャット 鼻でブロック」
こちらは、もっとわかりやすい。鼻の穴に塗って、それで花粉をキャッチしてやろうというもの。鼻の入り口にネバネバのトラップを仕込んで、体内への侵入を防ぐといった感じだ。
5gで800円くらい（30日分）
下の写真の真ん中のがそれなんだけど、成分は「精製長鎖炭化水素」のみ。もう少しわかりやすく表現すると、不純物の少ないワセリンで、こちらにはイオンブロック的な成分や、その他の成分は入っていなさそう。つまり、精製されたワセリン100%である。
こちらは、先に紹介したスプレータイプより、ちょっと面倒だけれど効果はより高い、と感じる。ムズムズする日でもこれを塗っておくとムズムズしなくなる、という感じ。
買ってから「なんだ、不純物の少ないワセリンか…」と気づいたので、上写真のユニリーバのヴァセリンや、ベビーワセリンでも試して見た。
結果、効果は同等。鼻に塗るために作られている「花粉 鼻でブロック」ほうが、不純物が少なく安全かもしれないが。
ちょっと話がそれるが、数年前の冬にドライノーズになったことがある。ドライノーズとは、鼻の中の粘膜が乾燥で荒れて、鼻血がでたり、鼻くそが増えたりするという症状。このときに風呂上がりに乾燥予防としてワセリン（とりあえず家にあったヴァセリン）を塗っていたので、花粉対策として鼻にワセリンを塗ることには抵抗が全くなかった。
ちなみに、ワセリンは不純物の量でランクが分けられていて、不純物が多い順に下記の通りである。
この「花粉 鼻でブロック」は5gで800〜900円と、1gあたり換算だとかなり高価だ。もったいないのでベビーワセリンと同じ量を出して比較はできない。
ヴァセリン（黄色ワセリン）とベビーワセリン（白色ワセリン）の見た目も比較してみた。
不純物が少なくなるにつれて、白っぽくなるのだろう。その名の通りである。効果はなにをつけても同じなので、高い「花粉 鼻でブロック」を使い切った後は、ベビーワセリンで代用している。
花粉症になりかけかも、という人や、薬は飲みたくないなぁという人にはこういった「物理的に吸収をしない」方法がオススメだ。
幅広い用途に使える、ベビーワセリンなら100g 600 円くらい
より不純物が少ないほうがよい！という人には、プロペトやサンホワイトが良いだろう。どちらもアマゾンでは人気商品のようだ。サンホワイトは、50gで1000円くらい。これでも「花粉 鼻でブロック」の5g 800円よりは圧倒的に安い。
私の場合は鼻に黄色ワセリンであるユニリーバのヴァセリンを使おうが、白色ワセリンであるベビーワセリン（パッケージには「皮膚や口唇の乾燥予防」と記載あり）だろうが、なんの問題もなかったが、これらは鼻の穴に塗るための商品ではないので、使用の際は個人の判断で。
5gで800円くらい（30日分）
下の写真の真ん中のがそれなんだけど、成分は「精製長鎖炭化水素」のみ。もう少しわかりやすく表現すると、不純物の少ないワセリンで、こちらにはイオンブロック的な成分や、その他の成分は入っていなさそう。つまり、精製されたワセリン100%である。
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| いろいろなワセリン 左：「ヴァセリン」 中：「花粉 鼻でブロック」 右：「ベビーワセリン」 |
こちらは、先に紹介したスプレータイプより、ちょっと面倒だけれど効果はより高い、と感じる。ムズムズする日でもこれを塗っておくとムズムズしなくなる、という感じ。
買ってから「なんだ、不純物の少ないワセリンか…」と気づいたので、上写真のユニリーバのヴァセリンや、ベビーワセリンでも試して見た。
結果、効果は同等。鼻に塗るために作られている「花粉 鼻でブロック」ほうが、不純物が少なく安全かもしれないが。
ちょっと話がそれるが、数年前の冬にドライノーズになったことがある。ドライノーズとは、鼻の中の粘膜が乾燥で荒れて、鼻血がでたり、鼻くそが増えたりするという症状。このときに風呂上がりに乾燥予防としてワセリン（とりあえず家にあったヴァセリン）を塗っていたので、花粉対策として鼻にワセリンを塗ることには抵抗が全くなかった。
ちなみに、ワセリンは不純物の量でランクが分けられていて、不純物が多い順に下記の通りである。
- 黄色ワセリン（ユニリーバのヴァセリン）
- 白色ワセリン（ペビーワセリン）
- プロペト
- サンホワイト
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| 「花粉 鼻でブロック」と「ベビーワセリン」比較 出ている量・厚みが違うがベビーワセリンのほうが黄色っぽくみえる |
この「花粉 鼻でブロック」は5gで800〜900円と、1gあたり換算だとかなり高価だ。もったいないのでベビーワセリンと同じ量を出して比較はできない。
ヴァセリン（黄色ワセリン）とベビーワセリン（白色ワセリン）の見た目も比較してみた。
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| 白色ワセリンと黄色ワセリンの見た目比較 |
不純物が少なくなるにつれて、白っぽくなるのだろう。その名の通りである。効果はなにをつけても同じなので、高い「花粉 鼻でブロック」を使い切った後は、ベビーワセリンで代用している。
花粉症になりかけかも、という人や、薬は飲みたくないなぁという人にはこういった「物理的に吸収をしない」方法がオススメだ。
幅広い用途に使える、ベビーワセリンなら100g 600 円くらい
より不純物が少ないほうがよい！という人には、プロペトやサンホワイトが良いだろう。どちらもアマゾンでは人気商品のようだ。サンホワイトは、50gで1000円くらい。これでも「花粉 鼻でブロック」の5g 800円よりは圧倒的に安い。
私の場合は鼻に黄色ワセリンであるユニリーバのヴァセリンを使おうが、白色ワセリンであるベビーワセリン（パッケージには「皮膚や口唇の乾燥予防」と記載あり）だろうが、なんの問題もなかったが、これらは鼻の穴に塗るための商品ではないので、使用の際は個人の判断で。
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