自転車通勤とWorkman で買ったレインウェアとレインシューズ

自転車通勤と雨の日対策

自転車乗りあるあるの一つに、あらゆる移動を自転車で考え出し、自転車で通勤を始める、というのがある(と思っている)。私もそのクチで、自転車にハマりだして、自転車通勤を始めた。

通勤距離は片道 約10kmで、所要時間は30-40分くらい。最大の敵は、雨や夏の猛暑、強風などの天候だ。このエントリーでは、ちょとした雨ではレインウェア(カッパ)を身にまとって、自転車で通勤している私の雨対策を紹介しよう。

ワークマンのレインウェア「レインスーツ Strech Perfect R600」

レインウェア(カッパ)は、今やすっかりコスパの優れた機能ウェアの代名詞として地位を確立したワークマンのモノを愛用している。口コミでの評判が良く、お店で試着したところ、ストレッチが効いていて予想以上に動きやすかったことが決め手になった。

ワークマンのレインスーツ STRECH Perfect R600

普段はM〜Lサイズの服を着用している(173cm 65kg)私だが、このレインウェアのLサイズでは腕が短かったので、LLサイズを購入した。通勤用途なので色は落ち着いたブラックを選択。

前面ファスナーは、YKK社の止水ファスナーにロゴ入りのジッパープル付き

約40分の通勤を快適にするために、濡れないことはもちろん、ムレにくく、動きやすいもの、という視点で選んだ結果、このレインウェアにたどり着いた。このレインウェアのSPECは、下記の通り。
  • 耐水圧:10,000mm 
  • 透湿度:8,000g/m2/24h
レインウェアの耐水圧としては、大雨時に10,000mm、中雨時に2,000mm が必要とされているようなので、私の場合は10,000mmもあれば十分。(大雨の時は自転車はあきらめるので)

ちなみに、バイクの場合は60km/hくらいのスピードで雨が打ちつけられることを想定すると、耐水圧は15,000mmが目安になるらしい。つまり、バイクの場合は耐水圧が高いもの、自分で漕ぐ必要のある自転車の場合は、透湿性が高いものという目線で選ぶと良いのだろう。

すでに5回くらい使用しているこのレインウェアに水をかけてみた
まだまだ撥水性も十分で、大きな水玉がするっと流れ落ちていった

次に、ムレにくさの指標である透湿度(透湿性)については、レインウェアとしては、5,000g/m2/24hくらいは必須で、10,000g/m2/24hあれば、かなり蒸れにくい、という感じらしいので、この8.000g/m2/24hという数値は、それらの中間くらいの位置づけ。

ワークマンのレインウェアのページからスクリーンショットで引用

実際に使用している感想としては、雨の日の通勤時はスピードを落としてゆっくり流すため、ムレて内側がベチョベチョになるようなことはない。100均のビニールカッパやポンチョを使用した時とくらべると雲泥の差である。

ただし、普通のウィンドブレーカーと比べるとムレ易さは感じるが、そもそも雨で湿度も高い時ことを考えると、この程度のムレは仕方がないだろうと思っている。

また、ウェアの裾は背中側が長くて内側にズレ防止のゴムが着いていて、サイクルウェアのような作りになっている。ここからも、この商品が自転車ユーザー(通学や通勤)層をターゲットに、企画・設計されたものというのがわかる。

ウェアの裾は自転車乗りを意識した作りに

ウェアのズボンはシンプルな作りで、ウェスト部は、ゴムが入っており、さらに紐が内側にあるので紐で調整。足もとの裾はベルクロで絞れるようになっている。主役のジャケットに比べるとかなりシンプルな作りだが、必要十分な作りだ。

ウェストはゴムと内紐で調整

これらをまとめて収納できるポーチがついて、税込み 4900円。本格的なアウトドア用品に近い性能を考えると圧倒的なコストパフォーマンスである。Lサイズで590gと軽いため、カバンにこのポーチごと忍ばしておくのが良いだろう。

収納ポーチ付きで 4,900円
ポーチはもっと小さくできる気もするがゆとりあるサイズになっている

昔は楽天にも店舗を出していたけれど、今オンラインで購入するには、ワークマン公式ショップで買うしかないみたい。公式ショップページは、コチラ

レインウェアのメンテナンス

はじめは使って、干して乾かしてを繰り返していたのだが、使っているうちに袖の辺りからちょっと汚れてきたのかも、というような匂いがするようになってきた。汗がついてそれをそのまま乾かして使っているような感じの匂い。レインウェアのメンテナンスについて調べてみると、汗や汚れで性能が落ちるため、洗ったほうが性能を維持した状態で長持ちするらしい。

こいつの表示を確認すると、手洗いできるものだったため、家にあったおしゃれ着洗いの洗剤で手洗いしてみた。写真は撮らなかったが、色落ちなのか汚れなのかはわからないが、洗っていると水の色が濁った。しっかりとすすいで乾かした後に、撥水スプレーをするのが良いらしいが、撥水スプレーを持っていなかったので、手洗いをして乾かしただけ。これだけで、嫌な香りは完全になくなった。

試しに水をかけてみたら、普通に水をきれいに弾いたので、手洗いしたくらいでは撥水性能が完全になくなるわけではなさそうだ。と思いきや、後日雨の中使ったら、撥水機能はほとんどなくなっていた。手洗いで撥水コーティングは落ちるようだ。撥水しなくても防水機能は保てているため、撥水よりきれいに使いたい場合はこまめに手洗いするのが良さそうだ。

MARUGO(マルゴ)の防水シューズ「マンダム #56」

続いて、レインシューズの紹介。
コチラも先程紹介したレインウェアと同じく、ワークマンの店舗で購入したアイテムだけど、コチラはワークマンのオリジナル製品ではなく、MARUGO(丸五・マルゴ)という地下足袋や安全靴などを製造しているメーカーのもので、ワークマンでも取扱いがあったもの。

このレインウェアとレインシューズを買うために初めてワークマンに行ったのだが、自社製品とそれ意外の両方の製品が置いてある、ということを知った。

シンプルなデザインが気に入った
マルゴのマンダム56

スニーカーや黒い革靴のような、スッキリしたデザインの防水シューズで安いものを探した結果、こちらにたどり着いた。たしか、1500〜2000円くらい。ワークマン製の口コミで大人気のレインシューズも同じくらいの値段で置いてあったのだが、ブーツのようなデザインでゴツい感じが気に入らなかったので、シンプルなこのシューズを選んだ。

こいつの特徴は、一体成型のPVC(ポリ塩化ビニル)で作られているため、完全な防水という点。つま先だけが濡れるなんてことにはならない。(ただし、ゴムの長靴同様ムレには弱い)

一体成型の表面パターンのバリエーションで立体感を演出

一体成型なので、底面のソールも、アッパー部分もゴムやタブのようなデザインもすべて、同じ素材で隙間なく作られているため、穴があかない限り水は侵入してこない。ゴムでできた長靴のローカットスニーカー風、という感じだ。

シンプルなデザインが魅力的な一足だが、このシューズは見ての通りローカットなので、雨が激しい時は、足首が濡れることがある。足首までカバーするより防御力が高い長靴のようなのが良いか、私のようにスッキリしたスリッポンデザインが良いかは好みや用途次第だろう。

また、この靴はカラバリも豊富(黒・白・カーキ・紺・赤)で、デザインにも癖がなくシンプルなため、雨の日の普段遣いにも使える。さらに、ネット通販のアマゾンや楽天でも購入できるのも大きなポイントだ。

サイズは、1cmおき。私はスニーカーと同じサイズ 27cmでピッタリであった。

黒だと、スラックスに合わせても違和感がなく通勤には持っていこい(と思う)

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