アドベンチャーロード(Sonoma Adventure 2019)に乗り始めて2ヶ月

購入から2ヶ月で800km

ソノマアドベンチャーを購入してから約2ヶ月が経過した。年末年始の休みも手伝い、この2ヶ月で約800km(自分的にはかなり多い!)走った。100km走行後のインプレに続き、この2ヶ月間に起こったちょっとしたトラブルや新たな気付きなどを記録しておこう。

ソノマアドベンチャー2019 700Cモデル

トラブルとか不具合とか

自転車自体に大きなトラブルや不具合は起こっていないが、いくつかマイナなトラブルがあった。

フラットペダルなのに立ちごけ

人生初のロードバイクとして、ソノマアドベンチャーに乗り出し2週間くらい立った頃、慣れてきたなーと油断していたのか、なんと「立ちごけ」をしてしまった。それも、足をペダルに固定していないフラットペダルなのに!である。

歩道をゆっくり走っている時、前を長いトラックが横切ったため、停まってやりすごそうと足をつこうとしたところ、目的地直前だったこともあり、やっぱりここから降りて押して歩こう、と気が変わり、左足を地面につける前にペダルに戻して降りようとしたところ、右足が引っかかって左に転倒してしまった。なんとも情けない。

しかも左手をとっさに出してしまったため、手首と肘を痛めてしまうという始末。身体のダメージは、主に3箇所で、左手首、左腕の肘、左足の膝。自転車はハンドル・ペダルに傷が入って、サドルが少し回転していた。フレームには目立った傷はなく、ブレーキのディスクも無事であったのが幸いであった。

ドロップハンドルのバーエンドに傷

ペダルも削れて傷が

家に戻って、グーグル先生に「ロードバイク こけ方」で検索し、こけるときは、ハンドルから手を離さずにそのまま倒れて腕と脚の側面全体で体重を受けるべし、というのを学んだ。実際、とっさに出してしまった左腕の肘のダメージが一番大きく、完全復活まで2週間はかかってしまった。

今のところ、一番の失態はこれである。

駐輪時の巻き込まれ転倒

買い物に行って、店の駐輪スペースに停めて戻っってきたら、強風で倒れた自転車に巻き込まれてソノマアドベンチャーも一緒に倒れていた。
自分が停める時には、一番端っこに、隣とは大きめの間隔をとって停めたのだが、その後に隣に停められた自転車が風で倒れたためそれに巻き込まれた、という状況。幸いなことに目立った傷はなかったがボトルケージに傷が入っていた。

風の強い日の駐輪は、最も風上になる位置に停めておくのが良い、と学んだ。

リアのディスクブレーキのパッド擦れ

乗り出してから300kmくらいたったある日、チェーンに注油すべくメンテしているときに、リアのホイールを回すとディスクブレーキのローターとパッドが一部擦れていることに気づいた。ひょっとしたらこれまでの転倒のせいなのかもしれないし、転倒は関係ないかもしれない。

これを解消するために、ディスクブレーキのパッドのクリアランス調整をやった。このやり方についてはまた別の記事にまとめることにしよう。

リアのディスクブレーキ周り


フロントのディスクブレーキから「キーキー音」

続いてこちらもブレーキ関連。ディスクブレーキには「泣き」と呼ばれるキーキー音がつきものらしいが、500kmくらい走った時点でフロントブレーキが「泣く」ようになった。

フロントのディスクブレーキ周り

ネットで調べたところ、オイルの付着やゴミの挟み込みなどがディスクブレーキの「泣き」の原因になるらしい。その後の自転車購入店で1ヶ月の初期メンテ時、お店の人に相談してディスク周りを清掃してもらいすこしましになった気がするが、残念ながら根本からは解決しなかった。ブレーキ性能自体は特に問題ないのでそのままにしてあるが、メンテされてないなママチャリのような安っぽい音なので、なんとかしたいなーと思っているところ。

2ヶ月目で新たに気づいた点「フロントフォークのねじれ?」

購入してしばらくは気づかなかったが、2ヶ月走ってソノマアドベンチャーのキャラクターとして気づいた点が一つある。
車体を左右に倒しながら立ちこぎすると、フロントフォークが「ぐにゃっ」とねじれる感じがする、という点。ソノマアドベンチャーは太いタイヤが取付けられるように、フォークの間隔が普通のロードバイクに比べるとものすごく広く作られている。

フロントフォークかなり幅広だ

これは、このフォークの形状とさらにクロモリというしなやかな材質が影響しているのだと思う。車体を倒してハンドルを引き上げるたびに「ぐにゃ」とねじれるというか、たわむような感覚が手に伝わってくるのだ。ソノマアドベンチャー以外のロードバイクにキチンと乗ったことがないので、比較対象はママチャリになるが、ママチャリではこんな感覚はない。そこまで力を入れてこぐ機会はめったにないので、乗り始めて1ヶ月の時点では気づかなかった。
これが「ゆったりロングツーリング用に設計されているアドベンチャーロード」ということなんだろう。

そしてさらに、「ぐにゃ」っとなった時にどこかがこすれるような音が「しゃー」っときこえてくる。フォークがねじれてフロントのブレーキパッドがローターと擦れてるんじゃないかと、思っている。ブレーキパッドのクリアランス調整をしてやれば擦れ音はしなくなるかもしれないが、めったに車体を左右に振っての立ちこぎはしないので、とりあえずそのままにしている。

この2ヶ月で増えたアイテムたち

メンテナンスに必須のアーレンキーセット

手持ちのアーレンキーはサイズが太いものがなかったのと、しっかりした工具が欲しかったので、AMZONで安くて評判の良いものを購入した。

工具メーカーフジ矢のアーレンキーセット
とてもしっかりとした作りで使いやすい

これまで使っていた安い工具セットに入っていたアーレンキーとは強度や質感が全く別もの、といった印象で使っていて気持ちが良い。購入直後はこれは大きすぎ!と思ったのだが、ある程度トルクが必要な箇所、例えばサドルのネジを外したり締めたりする時には、これくらいのサイズが必要だったのでこのサイズ感のものを1セット持っておくと良いだろう。

1500円〜2000円くらいの評判の良いセットであれば使えるだろう


出先での調整や保険として携帯ツール「Topeak MINI9」

また、出先でサドルが降りてきてしまったり、ブレーキまわりの調整が必要になった時などのために、携帯できるミニ工具ツールも買った。

サイズ違いの6角とトルクス、プラスドライバーがセットになった超便利アイテム

付属の小さなケースに入れて持ち運ぶことができて、ちょっとサイクリングに行く時は、どこかに忍ばしている。走行中にネジの緩みに気づいた時や、どこかに違和感を感じた時に、これがあれば安心だ。

付属のケースもちいさくてかわいらしく良い感じ

何度か出先で使っているが、小さい割に頑丈で力もかけられて使いやすい

キャットアイのバーエンドミラー

大きな道路は車の交通量が多く、車のスピードも早く怖いため、あまり好んで走らないようにしている。しかし、目的地によっては走らざるをえない。そのたびに、右後方の確認用にミラーが欲しいなぁ、と思わされていた。アマゾンで調べてみると、1000円くらいで評判の良いキャットアイのミラーが売っていたので、それを買ってみた。

ドロップハンドルでもフラットバーでもどちらでも対応可能

6角で締め込んで装着する
小さなアーレンキーもついてくる

ミラーが小さいため、角度調整はシビアだが走行中に揺れたりずれることもない。あまり主張しないサイズのミラーが欲しい人にはおすすめできる。

自転車の右側はよく壁に持たれ掛けさせるので、
回転させて外側にでっぱらないよう調整してある

壁に持たれかけさせる時には気を使うが、走行中はあると便利だ

その他では、タイヤレバーとチューブも買ってみたが、まだタイヤ交換の練習はやっていない。クイックレバーを緩めてホイールは外してみたが。
携帯用の空気入れもどれにしようか迷い中で、まだ持っていないので、走行中にパンクしたら自転車屋にかけこむしかない状況だ。

お出かけ時には、iPhoneXRでパシャリ

ここには紹介していないが、メンテナス用のスタンドだったり、チェーンクリーナーやチェーンルブ、などメンテナスグッズが増えていく一方だ。さらに、小物を携帯できるように自転車に取り付けるバッグも欲しいし…と、まだまだアイテムが増えていきそうである。

この2ヶ月で、1日に走った最長距離ではせいぜい60kmくらい。もう少し暖かくなって、パンク修理ができる環境が整えば、100kmくらい一気に走ってみたいなぁと思っている。

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