ロードバイク1ヶ月の初心者が冬のサイクルウェアを考える その2

アウター用にモンベルの「ウインドバイカー」を購入

前回(その1)からの続き。
アウターは、薄手のもので主に風を防いで、適度にベンチレーション(換気)して汗がこもらず、温度調整ができる、という機能が欲しい。元々はいろいろな用途に使えるようにアウトドア用のウェアにしようと思っていたが、結局、自転車専用ウェアに手を出すことにした。モンベルのお店で最後まで悩んだのは、
  • 防風防水だけの、薄手の「ウインドバイカー(税抜7,200円)」か
  • さらに保温機能もある「ライトシェル サイクルジャケット(税抜10,600円)」か
悩みに悩んだ挙げ句、オールシーズン使えそうで持ち運びに便利なより薄手の「ウインドバイカー」を購入した。

モンベルの自転車用のウインドブレーカー
「ウインドバイカー」

非常に評判の良い自転車用のウィンドブレーカーで、ものすごく軽く薄い。コンパクトにして持ち運びもできるし、シックなデザインも好印象。

背中と脇下が大胆にメッシュに

かなり薄手だが実はなかなか保温力もある。これありなしでは体感温度はかなり変わってくる。これまでさんざん汗だくになったり寒くなりすぎたりと、温度調整がポイントになりそうだったので、アウターは思い切って薄く、さらにつねに汗を逃してくれそうなメッシュが大胆に入っているこいつにした。
真冬に使えなかったら、手持ちのマウンテンパーカーに頑張ってもらおう、と思いつつ。

襟元のみ肌触りが良くなるようにメッシュがついている
ライトシェルには、この保温メッシュが全体に入っている

モンベルには同じ素材でアウトドア用のウインドブレーカーもあるのだが、自転車用は、腕が長くなっていたり、袖口がまくれ上がって風が入らないように親指に引っ掛ける紐がついていたり、背中の丈が長くポケットが腰部分についていたり、より自転車に最適化されたデザインがなされてある。当分山登りに行く予定もないので、自転車用のものをチョイスしてみた。

トライ3「アウターを薄手のウインドブレーカーに」

  • 外気温 :4℃〜8℃くらい
  • インナー:コンプレッション(アンダーアーマー、コールドギア)
  • ミドル :フリース(バートンak、スノボ用)
  • アウター:ウィンドバイカー(モンベル、NEW!)
  • ボトム :防風パンツ(コロンビア、登山や冬のアウトドア用)
  • 小物  :ネックウォーマー、冬用の防風グローブ
アウターがペラペラになったので、さすがに寒いかなと思って試してみたが、思ったより全然いけた。2時間30分くらいで50kmほど、この格好で走った。日差しがでている時はちょうど良かったが、日が陰って風が強くなってくるとちょっと寒い、という感じ。まぁ耐えられるレベルの寒さだ。5℃環境ではちょっときついが、10℃近い場合はこれでOK、という感じであろうか。
口コミでも、薄いくて持ち運びができて、意外にも温かいとかなりの高評価


Santicのサイクルジャケットを購入

モンベルのウインドバイカーを使用したあと、自転車専用品の快適さをひしひしと実感した。背中のポケットも超便利。重めのスマホ(ケース付きのiPhoneXR)を入れておいても全く違和感がない。
こうなってくると、さらにいろいろ欲しくなってくる。しかし、あまりお金もかけられないし、モノが増えすぎるのも…と思いつつも、専用のミドルレイヤーが欲しくなって、アマゾンで4000円くらいで評判の良かったサイクルジャケットを買ってみた。
元々は手持ちのアウトドア系ウエアを有効活用して…と思っていたのだが、その意気込みは何処へやら。

アマゾンで購入した約4,000円のSanticサイクルジャケット

ちょっと街中に買い物に行く時にも羽織るかもしれない、とできるだけシンプルなデザインで評判が良かったものをチョイス。アマゾンの口コミに、モンベルの1万以上するサイクルジャケットと比べてもそんなに遜色のないもの、といった口コミも決め手の一つだ。モンベルのサイクルジャケットは、お店で実物を羽織っていたからイメージがしやすかったのだ。


背面にはベンチレーション用の素材が使われている

当然のように商品は「Made in China」で中華系の企業が製造しているもののようだが、噂に違わず、悪くないクオリティだ。
USD表示でタグがついていることもあり、きっとアメリカやEU系の下請けスポーツブランドの生産工場として鍛えられた会社が、そこでの経験やノウハウを活かしつつ自社ブランドでも立ち上げたのではないか、と推測している。
なぜなら、普通にスポーツブランドから1万円くらいで販売されていても違和感ないレベルにみえるからだ。ひょっとしたら海外では全く同じカタチ素材のブランド違い品が存在しているのかもしれない。

サイクリングには背面のポケットが便利

背面のポケットは便利だが、汗を背中から逃がすようになっているので、小さな財布を入れておいたら少し湿っぽくなっていた。水分に触れさせたくないものはココには入れない方が良さそうである。


そして、実はこのサイクルジャケットを買う時に、おなじくアマゾンで高評価のおたふく手袋という会社の「ボディータフネス」というインナーが安かった(1000円もしないくらい)ので購入してある。

トライ4「おたふく手袋のインナーとSanticのサイクルジャケット」

結局、NEWアイテムが増えてしまったが、最終的にはこのあたりの組み合わせが良さそう、という結論に達した。
  • 外気温 :5℃〜10℃くらい
  • インナー:ボディータフネス(おたふく手袋、NEW)
  • ミドル :サイクルジャケット(Santic、NEW)
  • アウター:ウィンドブレーカー(モンベル、NEW)
  • ボトム :防風パンツ(コロンビア、登山や冬のアウトドア用)
  • 小物  :冬用の防風グローブ
いつのまにか、上半身はすべてNEWになって、どうみてもサイクリストの装いとなってしまった。やはりつきつめるとこうなるのか。

10℃くらいあれば、ウィンドブレーカーなしでもいけそうだし、さらに寒くなれば、インナーをアンダーアーマーにすれば対応できるだろう。
0℃近くまで下がれば、アウターをマウンテンパーカーにしてもいいかもしれないが、5℃を下回る時は、顔が冷たいのが辛いので、自転車には乗らないかもしれない。

結論:冬のサイクリングに最低限必要なアイテム

まずは手袋、1000円くらいのもので、すこぶる快適になるので何がなんでも手に入れるべし。AMAZONで見ていると似たようなデザインで似たような値段のものが多くあるので、同じ工場で作っているものではないか、と思っている。

そして、速乾性の温かいインナー。ヒートテックはNGだ。こちらも1000円で予想外にも使える一品を見つけてしまった。白があれば手持ちのヒートテックを全部入れ替えたて、普段着にも使いたいレベルである。おそるべし「おたふく手袋」。

最低でもこの2点が必要になるだろう。安くすませたい場合は、これらで2000円だ。

あとのジャケットやアウターは、手持ちの服でもなんとかなる可能性が高い。より快適性を求める場合には必要となってくるのであろうアイテム、いわゆる趣味の世界、というやつだと思っている。

とりあえず、冬でも5℃くらいまでは、サイクリングを楽しめることが年末年始の休みでわかった。これ以上寒くならないで欲しいものである。

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