ベランダ菜園「キュウリ」1ヶ月間の記録
初めてのベランダ菜園 開始1ヶ月経過
コロナ禍でお家時間が増えたため、GWからベランダでミニトマトとキュウリを育て始めた。1ヶ月ちょっとが経過したので、これまでの途中経過(キュウリ)を記録しておこう。
約1ヶ月後の状態 1節から2つの雌花 |
反省その1「苗選び」
まず、キュウリは苗の選び方がよくなかったのか、植え付けてすぐに、葉っぱの下の方が病気のような症状が見られた。そういえば苗を買った時点で双葉が黄色っぽくなっていたので、すでに病気だったのかもしれない。上の元気そうな箇所に気をとられて、下の方の葉をよく見ていなかった・・・・。
失敗その1は、苗選びが良くなかったのかも、という点。
苗植え付きから1週間くらいのキュウリ 「炭そ病」のように見える 後ろに見える双葉にも似た症状あり |
マメに観察しながら病気が全体に広がらないようにと、こういった怪しい葉っぱは見つけ次第チョキンとカットしてきた。下側から順番にやられていくので、葉っぱを切っても、しばらくすると次の葉も・・ときりがない。
しばらくすると次の葉も・・・ 葉のフチも枯れたようになっている |
重曹水のアルカリがこれらカビ菌に効くらしいので、試してみたが、効果があったのかは不明。その後このままでは全滅するかも・・・と危機感に見舞われたため、抗菌剤に頼ることにした。
うどんこ病っぽい症状まで出てきたため 重曹水と摘葉で凌ぐのは諦めた |
反省その2「キュウリは初めから農薬を使うべし」
キュウリに病気(うどんこ病や炭そ病など)は避けて通れないという情報のとおり、やはり薬なしで育てるのは難しいのかもしれない。
「ダコニール1000」は、きゅうりとミニトマトに対しては1000倍に希釈して使うので、200mlのスプレーボトルの場合は、原液はたったの0.2mlだけ。少量なので、0.2mlを正しく測るのはなかなか難しいが、見た感じ1−2滴くらいだろう。1滴だけでも上の写真のように200mlの水が白くなる。1回目は2−3滴にしたが、2回目以降は1滴だけで使おうと思っている。
キュウリ自体は、ほっておくと上にどんどん伸びていくのだが、週末ごとに、ぐるぐる巻きに巻き付いた「巻きひげ」をカットし、支柱の外周をぐるぐる巻くように、仕立てている。キュウリは茎?つる?がしなやかなのでミニトマトよりよっぽど巻き付けやすい。
キュウリをみていると、巻きひげが先に伸びて巻き付いてたあとに、節からキュウリが大きくなってきて・・・その重みをつるで保持する、というように成長しているようだ。その重みをささえる「巻きひげ」をカットしているので、代わりに麻ひもでしっかり保持してあげる必要がある。
病気の予防や初期症状に効くという「ダコニール1000」を撒いたのは、苗を植え付けてから約4週間経ってから。その時点で怪しい葉っぱを5−6枚はカットしていただろうか。
その後は症状が落ち着いた or 病気のペースが遅くなったことから、もっと早くやっておけばよかったなぁと後悔した。というのも、病気に強い節木を買ったから、なんとかなるだろうと思っていたけど、甘かったというわけだ。
ダコニール100は小さい30ml入りを800円くらいで買ったのだが、2鉢くらいだと余裕で数年、いや10年くらい使えるだろう。(が、有効期限をみると4年後くらいだった)
予防として総合殺菌剤「ダコニール1000」を撒いておくべきたった ダイソーで買った200mlのスプレーボトルで薄めてスプレーしている |
「ダコニール1000」は、きゅうりとミニトマトに対しては1000倍に希釈して使うので、200mlのスプレーボトルの場合は、原液はたったの0.2mlだけ。少量なので、0.2mlを正しく測るのはなかなか難しいが、見た感じ1−2滴くらいだろう。1滴だけでも上の写真のように200mlの水が白くなる。1回目は2−3滴にしたが、2回目以降は1滴だけで使おうと思っている。
これを撒いてから、明らかに病気の進行ペースが落ち着いた。今後様子をみつつ、2週間に1回くらいキュウリに撒くことにする。
反省その3「土を触った手で葉や茎を触らない」
苗の植付けで土を触った手で葉っぱや茎を触ってのだが、あとから知ったのだが、これも良くないらしい。土にいる細菌が葉っぱや茎について、それが原因で病気になるとか。茎も根っこの土に埋まっているくせに、葉や茎が触れてはダメだとは全くびっくりである。植物がこんなに繊細だとは思っていなかった。
私の場合は、これが原因で病気になったのかはわからないが、気にせず触っていたので、菌に侵されやすい扱いをしていた、ということだろう。今は気をつけている。
初めの1ヶ月間のメンテナス
ここ1ヶ月でキュウリでやったことといえば、6節までの摘花と摘果、と病気でやられた葉っぱの摘葉。苗が小さいうちは、キュウリの実に栄養がとられないように、6節くらいまでは葉や実を摘み取るのが基本らしい。
4節目と5節目の小さなキュウリ |
下から病気っぽい葉っぱ追いかけてくる状態でも、4節目と5節目に小さなキュウリができた。せっかくのかわいい小さな実を摘み取るのは切なかったが、ちょっとでも早いほうが栄養が無駄にならずに良いかもしれないと、花が咲く前に摘み取った。
苗の成長を促すために摘み取った4節・5節目のキュウリ |
キュウリの巻きひげ
栄養を効率的にという観点から、キュウリの巻きひげをカットする農家もあるらしい。強靭な巻きひげ伸ばびたり巻き付けたりするのにも、結構な栄養が使われる、とか。
ナイロンの鞭ように強靭で しっかり巻き付くきゅうりの「巻きひげ」 |
キュウリ自体は、ほっておくと上にどんどん伸びていくのだが、週末ごとに、ぐるぐる巻きに巻き付いた「巻きひげ」をカットし、支柱の外周をぐるぐる巻くように、仕立てている。キュウリは茎?つる?がしなやかなのでミニトマトよりよっぽど巻き付けやすい。
キュウリの「巻きひげ」をカットした直後 切り口から水が滴る |
キュウリをみていると、巻きひげが先に伸びて巻き付いてたあとに、節からキュウリが大きくなってきて・・・その重みをつるで保持する、というように成長しているようだ。その重みをささえる「巻きひげ」をカットしているので、代わりに麻ひもでしっかり保持してあげる必要がある。
キュウリの雄花とくるくるの巻きひげ |
今では、支柱に巻き付いている「巻きひげ」も巻き付いていない「巻きひげ」も、遠慮なくカットしている。
もうすぐ ぐるりと1周だ |
はじめの1ヶ月間は反省点も多々ありつつも、ダコニール1000を使ったあとの1週間くらいは、天候も良かったこともありグイグイ成長し、今のところ順調に育っているように見える。
キュウリは多少強引にぐるぐる巻きに仕立てても、しなやかなので折れそうにないし、葉っぱもすぐに上をむいてバランスが良くなるので、ミニトマトよりよっぽど、あんどん仕立てに向いているんじゃないか、と思っている。ミニトマトは茎が固くて巻き付けにくい上に、巻き付けたあとは、環境の変化のせいか、ぐったりするのがちょっとかわいそうだが、キュウリは大丈夫だ。
ダコニール1000で元気に復活したように見える 苗の植付けから約1ヶ月経過 |
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