100均・モンステラの3年目とモンステラの剪定方法
3年目の100均・モンステラ
ダイソーで買ってきたモンステラも3年が経ち立派な観葉植物に育った。3年が経過した時点での成長記録と、定期的に行っている剪定の方法を紹介しよう。これまでの成長記録のまとめは、こちらでどうぞ。
100均で購入してから約3年が経過 |
買ってから2年半くらいまでは、半年に1回くらいのペースで鉢を大きくしてきたのだけど、8号鉢にしてから、さすがにこれ以上大きくなられても今の部屋では…ということで、根っこ
がちょっと窮屈そうだなぁと思いつつ(相変わらず底から出てきたり、地表からも出てきたりするので)も、植え替えの予定は今の所はない。当分はこのままのつもりだ。
ダイソーで買ったモンステラの品種
新し目の葉っぱのサイズは直径約35〜40cmと立派なもので、ダイソーで買った当初の面影は全くない。ダイソーでは「モンステラ」として売られていたこの子達の品種は、どうやら「デリシオーサ」らしい。
なぜなら、新し目の葉柄(ようへい…葉っぱと茎をつなぐところ)がやたらと鮫肌のようにザラザラしてきて、デリシオーサの特徴と一致したため、こいつはデリシオーサなのだろう、と結論づけることになった。2年が過ぎた頃から、このザラザラの葉柄の葉っぱが生えてくるようになったが、はじめの頃の葉柄・茎にはなかった特徴だ。葉っぱの切れ込みといい、この特徴といい、大きくならないと特徴がでてこないとは、なかなか面白い。
デリシオーサは葉が80cmくらいになったりするらしいので、35cmくらいでは、うちの子達はまだまだ小さい部類なのかもしれない。(とはいえ、そこまで大きくなられても狭い室内では困るのでこれくらいでも十分に満足している)
まだまだ高さがないので、イケアのスツールの上に飾ってある |
葉っぱは基本的に新しいものほど立派なので4〜5枚を残して古い葉っぱはハサミでチョキンと剪定している。どうやらこういった姿のモンステラを、幹立ち・幹上がりと言うらしい。「モンステラ 幹立ち」で検索すると、うちの子達より巨大でカッコいいモンステラの画像がたくさんでてくる。地面からモサモサと葉柄が生えているモンステラよりも、幹がすらっとして数本でかい葉が生えている姿はカッコよく、しゃれた感じがする。
モンステラは、ほっておくとドンドン横に伸びていくので、幹立ちにするためには、支柱で縦に伸びるよう支える(仕立てる、というのかな)ながら、古い葉をカット(剪定)していくのがポイントなのだろう。ひと手間かかる、ということだろう。私がこれまでにやってきた剪定の方法を紹介しておこう。
モンステラの剪定方法
これくらいのサイズだと普通のハサミでカットできる。(もっと大きく固くなってくるとそれなりの道具が必要になるのかもしれないが、それはまだ未知の領域だ)葉っぱの先っぽが黄色や茶色く枯れてきたり、葉っぱにツヤがなくなってきたり、茎の部分(葉柄)がしんなりしてきたら、そろそろ引退時なのかな、とカットしている。あとは、横に伸びて邪魔な葉っぱとかも。
カットする場所は、本体の茎から3〜4センチくらいの箇所がおすすめだ。はじめは茎のすぐ側をカットしていたのだけど、近すぎると後々でキレイに取れないからだ。
カットしてすぐの断面は、みずみずしい |
カットで使ったハサミは念の為に水洗いしておこう。モンステラの樹液にはシュウ酸カルシウムという、なかなか危険な毒物が含まれているらしいので。調べると結構な毒薬のようなので、間違っても口に入れたりしないように…
しばらく(1〜2週間)するとこのように黄色く枯れてくる これくらいの位置でカットするのがポイント |
カット直後はとてもみずみずしかった断面が干からびてきて、葉柄の根本からキレイに色が変わってくる。そして黄色くなってきたところで、これをペリっと剥がしてやると、とてもキレイに取れるのである。これぐらいのタイミングでやるのがポイントだ。早すぎると茎との連携が強すぎてキレイに取れない。
力をかけてやると、ポロッと取れるのである |
ちょうどよいタイミングでやると、とてもキレイに簡単に取れてとても気持ちが良い。個人的にはかなり好きな瞬間である。
枯れた葉柄を取った直後 |
このようになめらか断面になれば、しばらくするとなめらかなまま茶色く変化して落ち着く。幹立ちに仕上げるとなると、この部分がいくつも残ることのになるのでこのように剪定してキレイにしておくのが良いだろう。
100均で買ってから約3年が経ち、6畳〜10畳くらいの部屋に飾る分には十分のサイズになったかなぁと思っている。小さい状態から育てているので、茎(幹)の根元が細いのがユニークな特徴になっていて、なかなかおもしろい形になってきたなぁ、と思っている。
千円ちょっとくらいで良さそうな剪定バサミ
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